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孤独死のご遺体を発見した時の対応と諸経費や現場の特殊清掃の処置について

孤独死のご遺体を発見した時の対応と諸経費や現場の特殊清掃の処置について

18万8千人。これは、2019年に日本国内で亡くなった方のうち、自宅にて死亡した方の人数です。中でも近年、増加しているのが、一人暮らしの人が誰にも看取られることなく亡くなる「孤独死」です。

病院等で亡くなる場合とは異なり、孤独死の場合は死亡という事実を周囲が認識するまでに時間がかかることが多く、ご遺体が腐敗や乾燥などの変化を起こしている事例も少なくありません。

今回は、孤独死も含め時間が経過したご遺体を発見した時の対応と特殊清掃の依頼について、ご説明していきます。

時間が経過したご遺体を発見したときにやるべきこと

時間が経過したご遺体を発見したときにやるべきこと

亡くなっていることが明らかな場合は警察を呼ぶ

まず、腐敗や乾燥などの変化により、亡くなっていることが明らかなご遺体を発見した場合には、すぐに警察を呼びましょう。警察を待っている間、ご遺体は動かしたり移動したりせず、そのままの状態にしておいてください。

連絡を受け到着した警察は、ご遺体を警察署に移し、事件性の有無や死因などを見定めるための調査や検査を行います。この際、警察はご遺体の発見者やご遺族、関係者に事情を聞くこともあるので、知り得る範囲の情報を伝えるようにしてください。

ご遺体の状況により事件性がないと判断された場合には、医師による「検案」という作業により「死体検案書」が作成され、警察での手続きは終了となります。この場合、遅くとも数日以内にご遺体はご遺族等の元に戻され、以降は葬儀の準備に移ります。

事件性があると判断された場合、もしくはご遺体の外見的な状況や各種検査だけでは死因を特定できないなどの場合には、警察もしくは医師の判断により解剖が行なわれることになります。解剖が行なわれる場合には、ご遺体がご遺族の元に戻されるのに、数日~数週間、場合によっては1か月ほどの時間がかかることもあります。

亡くなっているかどうかが不明慮な場合は救急車を呼ぶ

亡くなっているかどうかが不明慮な場合には、すぐに救急車を呼んでください。

到着した救急隊は、すぐにその場で診断を行います。この際、死亡していると判断されると病院には搬送されず、救急隊から警察へと連絡が行われます。以降の流れは、はじめに警察を呼んだ場合と同じです。

ご遺体の発見に伴い発生する諸費用

死体検案書の作成費用3~10万円
行政解剖費用10万円程度

意外と見落とされがちな話なのですが、ご遺体を発見した場合、その後の諸手続きに伴い、いくらかの費用が発生し、ご遺族が負担しなければならないことがあります。

ひとつが、医師が「死体検案書」を作成するための費用です。これには、医師による検案の作業のほかご遺体の搬送や保管にかかる費用も含まれ、全体で3~10万円ほどかかるとされています。死体検案書は、死亡届や火葬許可証の取得、あるいは死亡保険金の請求などの際に必要となる非常に重要な書類なので、手続きをよく確認することが大事です。

また、先ほど「警察もしくは医師の判断により解剖が行なわれることがある」旨をご説明しましたが、警察の判断で行なわれるものを司法解剖、医師の判断により行なわれるものを行政解剖とそれぞれ言います。司法解剖についてはご遺族は事実上、拒否できませんが、費用は公費負担となります。一方で行政解剖はご遺族の承諾の上で行われますが、10万円程度の費用がご遺族の負担となります。

ただし、死体検案書の作成および行政解剖のいずれも、自治体によっては公費負担が行なわれているところもあります。ご遺体を発見したことで慌ただしく、混乱されている中で行なわれる手続きとなるので、不明な点などあれば都度、警察や医療機関、自治体等に尋ねるようにしましょう。

特殊清掃の依頼について

ご遺体の発見現場の処置は誰がやる?

ご遺体の発見現場の処置は誰がやる?

時間が経過したご遺体を見つけた後、ご遺体については警察および医療機関において様々な処置等が行われますが、ご遺体があった場所の処置については、ご遺族や物件管理者ご自身が対応する必要があります。

しかし、特に時間が経過してご遺体に変化が生じていた場合、ご遺体があった場所にも様々な影響が加わっており、精神的なダメージも考慮すれば、個人レベルでは対処が困難なケースがほとんどです。

ご遺体があった場所に発生するリスク

ご遺体があった場所に発生するリスク

死後、数週間や数ヶ月が経ったご遺体が腐敗すると、体液や血液、排泄物等が流れ出るようになります。特に夏場など気温が高い時期は進行が早く、数日で腐敗してしまいます。

人が細菌やウイルスに感染した場合、これらの細菌やウイルスは宿主が死亡しても死滅することはありません。したがって、時間が経過し腐敗が進んだご遺体については、ご遺体そのものはもちろんのこと、流れ出た体液や血液、排泄物等についても細菌やウイルスが存在しており、感染症のリスクが生じています(2021年現在流行中の新型コロナウイルスも含む)。よって、ご遺体があった場所については表面的な部分だけではなく、内部に至るまできちんと清掃・消毒をする必要があります。

また、ご遺体の腐敗が進むと、うじ虫やハエ、ネズミなどといった害虫・害獣も相当数発生することになりますが、これらの害虫・害獣は伝染病を有しているリスクがあります。特にネズミはフンや尿にも伝染病の元となる細菌やウイルスが含まれる上、ネズミは尿をしながら動く習性があるために、家の中全体で感染リスクが生じてしまうことになります。

こういったリスクから身を守るために、ご遺体発見場所の処置に際しては、防護服やマスク、手袋などといった装備を正しく装着して臨む必要があります。

死臭に対しても難しい対応が必要になる

死臭に対しても難しい対応が必要になる

ご遺体の腐敗による臭い(死臭)も、体液や血液と同様に表面的な消臭を行っても除去しきれるものではありません。一時的には消臭されても、床・畳・壁紙などに染み込んだ場合、その部分を取り除かないと再度異臭がしてきてしまいます。

死臭を適切に除去するためには、市販の薬剤等では不十分であり、専門業者が取り扱うような強力な薬剤による適切な処置が必要になります。

ご遺体の発見現場の処置は「特殊清掃」をご依頼いただくのが最善

ここまでご説明してきたリスク等を考慮すると、ご遺体の発見現場の処置は、専門業者による「特殊清掃」をご依頼いただくのが最善であると言えるでしょう。

特にご遺体の発見現場の処置をご遺族や関係者が行う場合、死亡届の提出などの行政手続きや、死亡保険金などの手続き、葬儀の手配など、非常に多忙な中で対応しなければなりません。身近な人を亡くしたことによる精神的な辛さもあります。こうした状況で、ご遺体の発見場所の処置を自分たちで行うのは、相当困難であると言わざるを得ません。

「特殊清掃」の業者が行うべき大事なこと

もしかしたら、専門業者に依頼することに「うしろめたさ」のような気持ちを感じられることもあるかもしれません。

しかし、専門業者に作業をお任せいただき、亡くなられた方が生きていた大事な場所の平常を取り戻すことができれば、ご遺族や関係者のみなさまが平穏なお心持ちでご供養いただくためのお手伝いになれると、我々専門業者は思って仕事をしております。

エバーグリーンでは、故人の方が住まわれてきたお部屋での供養をして欲しいというご依頼者様のご要望により、特殊清掃の現場に僧侶に来ていただき供養をすることもしております。

失敗しない特殊清掃業者選び

孤独死についての社会問題が色々なメディアで取り上げられるようになり、特殊清掃を行う業者が増えてきています。

残念なことに、汚染物を除去するだけの作業しか行わず50万円や100万円などの高額な請求をするような悪質な業者もあります。しかし、目に見える箇所だけの作業では部屋中に染み込んでしまった臭いを消すことは出来ません。作業をした翌日には臭いが出てきてしまいます。その様な軽薄な作業を行うような業者には、ご遺族や関係者にとって重要な特殊清掃という作業を任せる事は出来ません。

例えばエバーグリーンでは、汚染物を除去した後は汚染箇所の消毒をし、その周りの床や壁紙を剥がして消臭消毒を行います。状態によっては天井や壁も剥がしてしまいます。そこまで徹底しないと染み付いてしまった臭いは消すことは出来ないからです。

特殊清掃を業者に任せる場合には、ホームページやパンフレットなどをよく確認し、専門的な知識やスキル、十分な人材、豊富な実績が揃った信頼のある業者をお選びいただくことを、おすすめいたします。

特殊清掃のご相談は、エバーグリーンまでお申し付けください

今回は、孤独死も含め時間が経過したご遺体を見つけた時の対応と特殊清掃の依頼について、ご説明してきました。

エバーグリーンでは、作業スタッフ、内装工事をする職人、解体した廃棄物を処理する許認可、全てを自社で行うワンストップで特殊清掃をお受けしております。孤独死はもちろん、吐血、病死、溺死、殺人、ヒートショック、焼死、自死、そしてペットの汚物といったような様々なケースにおいて、特殊清掃の豊富な実績を有しております。

特殊清掃に関しましてご相談ごとがありましたら、ぜひエバーグリーンまでご相談ください。

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