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特殊清掃の現場事例|種別ごとの作業内容や費用、対応の流れをプロが説明

特殊清掃の現場事例|種別ごとの作業内容や費用、対応の流れをプロが説明

そこで本記事ではエバーグリーンが10年以上の現場経験で積み重ねてきた知見をもとに、現場ごとの実態と作業手順、費用感を、故人とご遺族への敬意を払いながらお伝えします。

特殊清掃の現場で実際に起きていること

警察庁の発表によれば、令和6年中に自宅で亡くなった一人暮らしの方は76,020人で、そのうち65歳以上は58,044人にのぼりました。発見までに1か月以上経過したケースは65歳以上で4,538人と、全体の7.8%を占めています。

こうした数字からも、特殊清掃の現場対応が一部の特殊な事例ではなく、社会全体の課題として広がっていることが読み取れます。

出典:警察庁「警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者(令和6年)」

発見遅延の現場でも、原状回復は可能です

経過日数が長い現場ほど、初動の速さが回復品質を左右します。エバーグリーンは24時間365日体制で受付し、最短当日中の現場確認に対応します。

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特殊清掃の現場事例8選

ここからは、エバーグリーンが対応してきた現場種別ごとに、状況の特徴・作業内容・費用感・対応のポイントをお伝えします。

各事例は実際の対応傾向をもとに構成していますが、個人を特定できる情報は伏せています。

寝室での孤独死|フローリングまで染み込んだ体液除去(1K・36万円)

寝室で亡くなられた方の発見がやや遅れ、フローリングの継ぎ目から下地まで体液が浸透していた事例です。

表面の体液除去だけでは臭気が残るため、汚染されたフローリングの撤去と下地処理を実施。その後、業務用オゾン脱臭機を3日間連続稼働させ、臭気測定器で基準値以下に下がったことを確認して完了しました。

項目内容
間取り1K
作業人数6人
作業時間7時間+オゾン3日
作業料金360,000円

フローリング下地まで浸透しているかどうかは、床材を剥がしてみないと分かりません。この判断ができる経験が、現場の仕上がりを左右します。

特殊清掃の事例を詳しく見る(寝室での孤独死)

ベッドの上での孤独死|床下まで広がった体液の除去(2K・40万円)

ベッドの上で亡くなられ、体液がベッドフレームを伝って床下まで広がっていた事例です。

ベッドと寝具の撤去後、汚染されたフローリングと下地合板を解体。床下に到達していた体液を薬剤処理し、オゾン脱臭を実施しました。2Kの間取りで作業員6名が2日間で完了しています。

項目内容
間取り2K
作業人数6人
作業時間2日
作業料金400,000円

体液がベッドフレームの脚を伝って床に達し、さらに床下にまで広がるケースは、発見が1〜2週間遅れた現場でよく見られます。表面だけの清掃では数日後に臭気が戻るため、解体を伴う根本対処が不可欠です。

特殊清掃の事例を詳しく見る(ベッド上での孤独死)

浴室での孤独死|初期対応で済んだケース(浴室・78,300円)

浴室で亡くなられたものの、発見が比較的早く、汚染が浴室内にとどまっていた事例です。

浴槽と床面の体液除去、消毒剤による処理、簡易消臭を実施し、作業員1名・4時間で完了しました。初期対応パック(78,300円)の範囲内で原状回復が可能なケースです。

項目内容
間取り浴室
作業人数1人
作業時間4時間
作業料金78,300円

浴室は排水経路や床下への浸透リスクがありますが、発見が早ければ汚染が限定的で費用を大きく抑えられます。「発見後すぐに依頼する」ことが、費用面でも衛生面でも最善の選択です。

特殊清掃の事例を詳しく見る(浴室での孤独死)

トイレでの孤独死(トイレ・12万円)

トイレ内で亡くなられた事例です。便器周辺と床面の体液除去、消毒・消臭処理を実施しました。

項目内容
間取りトイレ
作業人数2人
作業時間1日
作業料金120,000円

トイレでの孤独死は、便器の取り外しや配管洗浄が必要になる場合があり、浴室と同様に水回り特有の構造的な対応が求められます。汚染が床下や隣室に及んでいないかの確認も含め、専門業者による現場判断が重要です。

特殊清掃の事例を詳しく見る(トイレでの孤独死)

床への吐血があったお部屋の清掃(1R・3万円)

病気で吐血され、床面に血液が広がった事例です。ご遺体の放置はなく、汚染も限定的だったため、作業員1名が1日で清掃・消毒を完了しました。

項目内容
間取り1R
作業人数1人
作業時間1日
作業料金30,000円

特殊清掃は必ずしも高額になるわけではありません。汚染範囲が小さく、浸透が浅ければ3万円台で対応できる事例もあります。「こんな小さな依頼でも頼めるのか」と迷われる方もいますが、遠慮なくご相談ください。

特殊清掃の事例を詳しく見る(床への吐血)

ゴミ屋敷で孤独死されたお部屋の片付けと特殊清掃(1R・70万円)

ゴミが天井近くまで積み上がったワンルームで孤独死が発生した事例です。家財撤去と特殊清掃を一括で対応しました。

大量のゴミの中にご遺体由来の汚染が混在しており、通常のゴミ屋敷清掃とは難易度が段違いです。まず家財の搬出と分別を行い、汚染箇所を特定してから特殊清掃に移行。作業員10名で5日間かけて完了しました。

項目内容
間取り1R
作業人数10人
作業時間5日
作業料金700,000円

ゴミ屋敷と孤独死が重なると、汚染箇所の特定自体に時間がかかります。ゴミを撤去するまでどこに体液が広がっているか分からないため、経験豊富な業者による段階的な対応が必要です。エバーグリーンでは家財整理と特殊清掃をワンストップで対応するため、複数業者を手配する必要がありません。

特殊清掃の事例を詳しく見る(ゴミ屋敷での孤独死)

アパート一室の特殊清掃と遺品整理(2K・25万円)

アパートで亡くなられた方のお部屋を、特殊清掃と遺品整理を組み合わせて対応した事例です。

汚染範囲が限定的だったため、作業員3名が1日で清掃・消毒・遺品の仕分け・搬出まで完了しました。ご遺族が遠方に住んでおられたため、貴重品の発見時はその場で電話報告を行い、写真付きで記録を共有しています。

項目内容
間取り2K
作業人数3人
作業時間1日
作業料金250,000円

遠方のご遺族でも立ち会いなしで進められるよう、エバーグリーンでは作業中の定時報告と貴重品のリアルタイム写真共有を標準化しています。

特殊清掃の事例を詳しく見る(アパート一室の清掃と遺品整理)

マンション火災の煤落としと消臭作業(1R・48万円)

マンションの一室で火災が発生し、煤の付着と焦げ臭への対応を行った事例です。

室内はスケルトン状態まで解体されており、コンクリート躯体に付着した煤の除去と、壁面・天井の焦げ臭対策が作業の中心です。煤の拭き取りと消臭剤の塗布を行った後、オゾン脱臭機を4日間連続稼働させて臭気を分解しました。

項目内容
間取り1R(スケルトン)
作業人数3人
作業時間3日+オゾン4日
作業料金480,000円

火災現場の煤は目に見える範囲を拭き取っただけでは不十分です。エアコン内部、天井裏、配管周りにも侵入しており、これらを放置すると焦げ臭が長期間残ります。

火災保険の適用を検討される場合は、エバーグリーンが保険会社向けの見積書・現場写真の発行まで対応します。

特殊清掃の事例を詳しく見る(マンション火災)

複合的な現場でも、ワンストップで対応できます

特殊清掃・家財整理・脱臭・リフォームを一社で完結できる体制を整えています。複数業者の手配が不要で、窓口を一本化できます。

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特殊清掃の現場で行う作業工程

工程1:現場確認と見積もり

最初の工程は、現場確認と見積もりの提示です。汚染範囲・間取り・家財量によって作業内容が大きく変わるため、事前確認なしには適切な計画が立てられないためです。

エバーグリーンでは、ご依頼から最短当日中に現場へ伺い、汚染状況を確認のうえ、書面でお見積もりをお出しします。お見積もり後の追加料金は発生しない方針で運営しており、ご家族や物件オーナー様が予算面で安心して進められるよう配慮しています。

現場確認の段階では、ご遺族様への聞き取りも丁寧に行い、貴重品の取り扱いや作業範囲のご希望を伺います。

工程2:初動消毒と汚染物撤去

現場確認後、初動消毒と汚染物撤去を行います。衛生環境を整えながら作業を進めなければ、害虫の拡散や臭気の悪化を招くためです。

具体的には、防護具を着用したスタッフが、室内に消毒薬剤を散布し、害虫が発生している場合は駆除剤も併用します。そのうえで、体液が付着した畳・カーペット・寝具などの汚染物を、感染症対策をしながら専用の袋に密閉して搬出します。

搬出物は法令に従って適切に処分するため、依頼者様が処分手続きをご自身で行う必要はありません。この工程を丁寧に行うかどうかが、後工程の脱臭品質を左右します。

工程3:解体・洗浄と建材処理

汚染が下地まで到達している場合、解体・洗浄と建材処理を行います。フローリング下の合板まで汚染が及んでいる場合は、該当範囲を解体撤去し、コンクリートスラブを洗浄・薬剤処理します。

ユニットバスや便器周辺の汚染では、設備を取り外したうえで床下まで処理します。この工程は経験と判断力が問われる作業で、不要な解体を避けつつ、必要な範囲を確実に処理する見極めが品質を決めます。

工程4:オゾン脱臭と臭気測定

最終段階では、業務用オゾン脱臭機による脱臭と、臭気測定による効果確認を行います。目に見えない臭気成分は薬剤散布だけでは除去しきれず、空間全体への高濃度オゾン処理が必要なためです。

脱臭処理は現場の状況に応じて数時間から数日にわたって継続し、その後、臭気測定器で数値を確認します。

エバーグリーンでは、依頼者様が「臭気が残っていないか」と感じる主観面と、測定器による客観的な数値の両面で、納得いただけるまで処理を継続する方針です。

臭気測定の結果は書面でもお伝えするため、物件オーナー様が次の入居者対応を進める際の判断材料としても活用いただけます。

現場種別ごとの特殊清掃の費用相場

特殊清掃の費用は、現場種別と汚染範囲によって大きく変わります。

現場種別費用の目安主な変動要因
孤独死(早期発見)10万〜30万円間取り、汚染範囲
孤独死(発見遅延・夏季)約20万〜60万円超経過日数、害虫発生、解体範囲
自損事案約40万〜100万円血液汚染範囲、検証後の状況
多頭飼育崩壊約30万〜80万円飼育頭数、床下汚染、リフォーム要否
ゴミ屋敷(孤独死なし)約20万〜80万円間取り、家財量
ゴミ屋敷(孤独死あり)約40万〜150万円家財量、汚染範囲、解体要否
火災・ボヤ復旧約30万〜150万円被害範囲、消臭日数、内装交換要否

※上記は一般的な目安です。正確な金額は、現場確認後のお見積もりでご確認ください。

エバーグリーンが現場で大切にしている3つの強み

特殊清掃は、機材と知識だけでなく、現場ごとの判断力と依頼者様への配慮が品質を決める仕事です。エバーグリーンでは、以下の3つの強みを軸に現場対応を行っています。

強み1:10年以上の実績と専門資格による技術力

エバーグリーンは2012年の創業以来、10年以上にわたって特殊清掃の現場に携わってきました。年間70件以上の対応実績を積み重ね、孤独死・自損事案・多頭飼育崩壊・ゴミ屋敷・火災など、幅広い現場種別に対応しています。

  • 一般社団法人日本特殊清掃隊
  • 一般社団法人家財整理相談窓口
  • 一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会

上記団体に加盟しており、業界基準に沿った技術と倫理観で現場に向き合います。また、千葉県住宅確保要配慮者居住支援法人指定、全国居住支援法人協議会1号会員として、社会的な役割も担っています。

強み2:清掃・家財整理・リフォームをワンストップで完結

エバーグリーンは、特殊清掃・脱臭・家財整理・リフォームまでを一社で完結できる体制を整えています。たとえば、ゴミ屋敷で孤独死が発生したケースでは、家財整理から特殊清掃、原状回復リフォームまでをまとめて対応可能です。

これにより、各業者間の引き継ぎ漏れがなく、工期短縮と費用最適化が両立できます。物件オーナー様にとっては、次の入居募集に向けた段取りもスムーズに進められる点が大きなメリットです。

強み3:24時間365日対応・追加料金なしの明朗会計

エバーグリーンは、24時間365日の受付体制で、ご相談を受け付けています。理由は、孤独死や自損事案の発見が、平日昼間に限られないためです。

深夜や休日のご相談にも対応し、最短当日中の現場確認に伺います。また、お見積もり後の追加料金は原則発生しない方針で運営しており、依頼者様が予算面で不安を抱えずに作業を進められます。

臭気測定器による客観的な数値確認も標準対応とし、「納得いただけるまで脱臭処理を継続する」という姿勢で現場に向き合います。

依頼前の不安は、現場確認とお見積もりで解消できます

現場確認・お見積もりは無料です。書面でお渡しするため、社内検討や物件オーナー様への相談にもそのままお使いいただけます。

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特殊清掃の現場事例に関するよくある質問

Q1. 現場確認と見積もりに費用はかかりますか

現場確認とお見積もりは無料で承っています。現場の状況を確認しないと適切な作業計画と費用を提示できないためです。

電話・LINE・問い合わせフォームのいずれかでご相談いただければ、最短当日中に現場へ伺います。お見積もり後にキャンセルされても費用は発生しませんので、複数社の比較検討を希望される場合もご遠慮なくご相談ください。

Q2. 孤独死の発見直後でも、その日のうちに対応してもらえますか

発見直後は警察検証が必要なケースが多く、検証完了の連絡があってから清掃に着手する流れです。

検証中であっても、状況をお伺いしたうえで、その後の段取りを事前にご案内できますので、まずはお電話いただければと思います。

Q3. 賃貸物件で孤独死が起きました。費用は誰が負担するのでしょうか

賃貸物件の場合、費用負担はご遺族・連帯保証人・物件オーナー様の間で取り決められるケースが一般的です。孤独死保険や家財保険でカバーされる場合もあり、契約内容によって異なります。

Q4. 周りに知られず特殊清掃作業を進めてほしいのですが可能ですか

可能です。エバーグリーンでは、社名や業種を伏せた車両での訪問、近隣への配慮を意識した作業時間の調整など、プライバシーに配慮した対応を行っています。

マンションでの作業では、エレベーターや共用部の使用について管理会社様と事前調整したうえで、近隣住民の方への影響を最小限に抑えるよう進めます。具体的なご希望があれば、お見積もり時にお伝えください。

Q5. 作業当日に立ち会わなければなりませんか

立ち会いは必須ではありません。遠方にお住まいのご遺族様や、お仕事の都合で立ち会えない方も多いためです。

エバーグリーンでは、ご依頼者様から鍵をお預かりして作業を進め、作業完了時に書面または写真で内容をご報告するスタイルにも対応しています。貴重品の取り扱いについては、事前に細かくお伺いしたうえで進めますので、ご安心ください。

Q6. 作業中に出てきた貴重品や思い出の品は、どのように扱われますか

作業中に発見された貴重品や思い出の品は、ご依頼者様の指示なしに処分することはありません。現場ごとに専用の保管場所を設け、写真でご報告のうえ、お預かり・お渡しの方法をご相談いただきます。

通帳、印鑑、権利書、現金、写真、手紙、形見の品などは特に丁寧に取り扱う方針です。後から「あれを残しておきたかった」というご要望を防ぐため、事前に取り扱い基準のご確認もお願いしています。

Q7. 対応エリア外でも依頼できますか

エバーグリーンの対応エリアは関東全域と大分県が中心ですが、エリア外のご相談も可能な範囲で受け付けています。出張対応となる場合の追加費用や、提携業者のご紹介についても、ご相談時にご案内します。

お住まいの地域とお困りの状況をお伝えいただければ、最適な対応方法をご提案いたします。まずはお気軽にお電話・LINE・問い合わせフォームからご連絡ください。

どの現場種別でも、まずはご相談ください

状況をお伺いしたうえで、最適な対応方法と費用をご提案いたします。

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まとめ:特殊清掃の現場対応は専門業者選びが品質を決めます

特殊清掃の現場は、孤独死・自損事案・多頭飼育崩壊・ゴミ屋敷・火災など、種別と発見時期によって状況が大きく異なります。汚染範囲を正確に把握し、適切な作業工程と機材を組み合わせて対応できるかどうかが、原状回復の品質を決めます。

警察庁が公表したデータが示すとおり、自宅で亡くなった一人暮らしの方は年間76,020人にのぼり、特殊清掃の現場対応は社会全体の課題として広がっています。

ご家族・物件オーナー様・管理会社様が、いざというときに迷わず相談できる窓口を持っておくことが、今後ますます重要になります。

エバーグリーンでは、10年以上の実績、ワンストップ対応、24時間365日受付、明朗会計を軸に、依頼者様が安心して任せられる体制を整えています。「自分のケースではどう対応すれば良いだろう」と感じた段階で、まずはお気軽にご相談ください。

大邑政勝

この記事について

監修

大邑政勝

  • 家財整理専門会社エバーグリーン 代表
  • 一般社団法人 家財整理相談窓口 理事
  • 一般社団法人 日本特殊清掃隊 理事

特殊清掃、遺品整理、火災現場復旧など10年にわたる現場経験と多種の資格を有し、豊富なノウハウで顧客第一のサービスの提供に努める。

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