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ゴミ屋敷の片付けは専門業者に頼んだほうがメリットが多い理由

ゴミ屋敷の片付けは専門業者に頼んだほうがメリットが多い理由

ゴミ屋敷を清掃したいけど、業者に頼むのは費用が高い気がするし、そもそも自力でなんとか作業できるのではないか?とお考えになる方は少なくないでしょう。確かに、ゴミ屋敷の程度によってはご自身の手で作業するので十分な場合もあります。しかし、自分でやる場合にはいくつかのデメリットがありますし、専門業者に頼むことには金額以上に多くのメリットが存在します。

近年はゴミ屋敷清掃を手がける業者の数が急増しており、インターネットで手軽に複数の業者を比較・見積もりできる環境が整ってきています。費用面でも以前と比べて選択肢が広がっており、「業者に頼むのは高くてハードルが高い」というイメージは変わりつつあります。

今回は、ゴミ屋敷清掃について自分でやる場合のデメリットと、専門業者に頼むことのメリットについて、詳しくご紹介していきます。

ゴミ屋敷清掃を自分でやる場合のデメリット

専門業者に頼むのはお金がかかるから等の理由で、ゴミ屋敷の清掃を自分でやろうと考える方も少なくありません。しかし、ゴミ屋敷を自分で清掃しようとする場合、いくつかのデメリットがあります。

時間がかかる

ゴミ屋敷を自分で清掃することの一番のデメリットは、時間がかかることです。ゴミ屋敷はおおざっぱに分けて「必要なものとゴミに仕分ける」「ゴミを片付ける」「室内を掃除する」などのステップに分けて作業を行なう必要があり、想像よりも大幅に時間がかかります。

部屋に溜まったゴミの量や部屋の汚れ具合にもよりますが、ゴミ屋敷の清掃を自分でやろうとした場合、数時間で終わることはほとんどなく、丸一日もしくは数日間かかることが多いです。

時間がかかっても清掃をやり切れるのであれば問題ありませんが、時間がかかることで清掃を途中で断念してしまうケースも少なくありません。中途半端にゴミや汚れが残った状態だと、そこを起点にまた新たなゴミや汚れが溜まっていきます。

また、仕事や家事・育児と並行して自力で清掃を進めようとすると、週末だけの作業になりがちで、完了まで数週間〜数ヶ月かかるケースもあります。その間、生活環境が改善されないままストレスが続くことも、自力清掃の見えにくいコストといえます。

怪我をする可能性がある

ゴミ屋敷を自力で清掃しようとする場合には、怪我をする可能性があることを頭に入れておいていただきたいです。

例えば、ゴミに紛れ込んだ金属片で手足を切ったり、積み重なったゴミ山が崩れてきて怪我をしたり、あるいは不十分な姿勢で荷物を持とうとして腰を痛めたりなど。ゴミ屋敷の清掃には、様々な怪我のリスクが存在します。

また、押し入れの上段や屋根裏のスペースなど、普段慣れていない高所での作業が必要になることも多く、そうした作業も怪我のリスクを高めます。

さらに、長期間放置されたゴミ屋敷では、カビの胞子や害虫の排泄物などが空気中に漂っていることがあり、適切なマスクや防護服なしで作業すると、アレルギー症状や呼吸器系の健康被害につながる恐れもあります。

ゴミの処分に手間取る

ゴミ屋敷の清掃で最もネックになるのが、発生したゴミの処分です。ゴミ屋敷を清掃すると、様々な種類のゴミが大量に発生し、それらの処分にかなり手間取ることになります。

特に、タンスやソファ、ベッドなどの粗大ごみを捨てるためには、電話やインターネットなどで自治体に予約をとる必要がある地域が多いです。地域によっては、予約をとってから実際の回収日までに間が開いてしまうところもあり、ゴミ処分の完了に時間がかかるケースもあるので、注意が必要です。

また、家電リサイクル法の対象品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)は、通常の粗大ゴミとして捨てることができず、リサイクル料金を支払った上で別途手配が必要です。こうした品目が多数ある場合、処分の手続きがさらに複雑になります。

害虫・害獣に対する苦手意識

ゴミ屋敷には、ゴキブリやハエ、ネズミなどといった害虫・害獣が発生しているケースが多くあります。こうした害虫・害獣に対する苦手意識があると、清掃にはかなりの時間と心理的負荷がかかってしまいます。

清掃を始める前に殺虫剤等を用いる方法もありますが、100%すべての害虫・害獣を退治できるわけではありませんし、死骸を処置する必要もあります。自分が住む場所ならともかく、例えば親族のゴミ屋敷を片付けるなどの場合は、害虫・害獣の多さに心が折られてしまうケースも少なくありません。

特にネズミは感染症(レプトスピラ症・ハンタウイルスなど)のリスクを伴うため、素手や簡易的な装備での対応は危険です。また、ゴキブリの卵鞘は市販の殺虫剤が効きにくく、駆除には専門的な薬剤と施工技術が必要な場合があります。

精神的な負担が大きい

自力清掃のデメリットとして見落とされがちなのが、精神的な負担です。長年かけて溜まったゴミと向き合い、「何を捨てるか」「何を残すか」を一人で判断し続ける作業は、想像以上に精神的な消耗を伴います。

特に親族のゴミ屋敷を片付ける場合、故人の遺品や思い出の品が混在していることも多く、感情的につらくなってしまうケースもあります。第三者である専門業者が関わることで、客観的な視点から作業を進められるというメリットもあります。

ゴミ屋敷清掃を専門業者に依頼することのメリット

ここからは、ゴミ屋敷の清掃を専門業者に依頼することのメリットについてご紹介していきます。

手間がかからず短時間で終わる

ゴミ屋敷清掃を専門業者に依頼することの最大のメリットは、手間がかからないことです。

ゴミ屋敷の清掃を手掛ける専門業者は、掃除や片付け、ゴミ処理などの作業に関する高度な知識やノウハウを有しており、効率的かつ効果的に作業を進めることができます。また、作業の内容や規模にもよりますが複数人のスタッフが作業を行なうため、自力でやる場合と比べて圧倒的に短時間でゴミ屋敷をきれいにしてくれます。

また、業者によっては家主の立ち合いなしで作業してくれるところもあります。不用品の仕分けなどのことを考えれば、できれば業者の作業には立ち合った方が良いですが、遠方に住んでいるなどして清掃作業が難しい場合には、専門業者にお任せするのも良い手段になります。

最近はLINEや写真・動画でのやりとりで現地確認を省略し、オンラインで概算見積もりを提示してくれる業者も増えています。依頼のハードルが下がっており、「まず相談だけ」という形で気軽に問い合わせることができます。

作業が丁寧

専門業者に依頼することのメリットとして、作業が丁寧であることも挙げられます。

ゴミ屋敷にあるものは全て捨てても良いゴミ、という訳ではありません。必要なものも沢山ありますし、自分たちが使わなくとも価値がありそうなものだってあります。専門業者はこのような物の仕分けや分別をきちんとやってくれます。さらに、貴重品がどこに仕舞ってあるか分からないような場合にも、専門業者であれば独自の知識とノウハウにより捜索してくれます。

また、ゴミ屋敷を清掃した後も引き続きその家に住み続けたい場合など、なるべく室内を傷つけずに清掃をしたいケースも少なくありません。専門業者に依頼すれば、きちんと養生をするなどして室内等を保護しつつ作業してくれます。

作業前にご依頼者様の要望を丁寧にヒアリングし、「残すもの」「処分するもの」「買取に出すもの」を明確にしてから作業に入る業者であれば、後から「あれを捨てないでほしかった」というトラブルを防ぐことができます。信頼できる業者はこの事前確認を必ず行います。

ゴミの処分を任せられる

先にご説明したとおり、ゴミ屋敷を自力で清掃する場合には、ゴミの処分が大きなネックとなります。

専門の業者に作業を依頼すれば、ゴミをきちんと仕分けた上で、確実に処分してくれます。清掃で出たゴミをその日のうちに処分できることで、清掃後すぐにスッキリした状態で生活を再開できるメリットがあります。

ただし、ゴミの回収については「一般廃棄物収集運搬許可」という資格が必要になります。そのため、きちんとした業者がゴミの回収を行なう際には、業者自身がこの許可を得ているか、もしくは許可を持つ別の業者にごみの処分のみ依頼する方法をとります。

一方で悪質な業者の場合、このような適正な処置をせずに不法投棄を行なったりします。ところが不法投棄が発覚した場合、実は業者だけではなく、ごみの元々の持ち主も罰則を受ける可能性があるのです。ごみの処分を業者に依頼する際には、許可の所持も含め「どのように処分するのか」を必ず尋ねるようにしましょう。

家電リサイクル法対象品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)の処分も、信頼できる業者であれば適切な手続きを踏んで対応してくれます。自分では処分方法が分からないものも、まとめて任せられる点は大きなメリットです。

不用品を買い取ってもらえる

例えば、元々の住人がすでに亡くなっているゴミ屋敷を清掃する場合、故人が趣味で収集していたコレクション品や骨とう品、あるいはブランド品や貴金属類など、自分たちには不用だけど価値がありそうな品が沢山でてくることも多いです。家具・家電も年式や状態によっては捨てるのがもったいない、ということも少なくありません。

専門業者の中にはそうした不用品を買い取ってくれるところもあるので、利用するメリットは大きいでしょう。

ちなみに不用品の買取についてもゴミの処分と同様、「古物商許可」という資格が必要になるので、専門の業者に依頼する際には確認しておくと安心です。

買取金額は作業費用から差し引いてもらえる場合が多く、実質的な清掃コストを抑えることができます。フリマアプリでの個別出品と比べると1点あたりの買取価格は低くなりますが、手間なく一括で処理できる点では業者買取の方が現実的なケースが多いです。

自力ではできないような専門的な作業をしてくれる

ゴミや不用品を無事に処分できたとしても、長い間ゴミ等が溜まっていた室内には汚れや悪臭が染みついてしまっており、それらの対処に困ってしまうケースが多いです。中には、市販の道具等では対処しきれないようなケースもあります。

こうした対処の難しい汚れや悪臭も、専門業者に依頼すれば、専用の薬剤等を使用してしっかり対処してくれます。

ほかにも、エアコンの取り外しや風呂釜の取り外し、畳の処分などといった自力でやるには困難な作業も、専門業者であればきちっと対応してくれます。

害虫・害獣の駆除や消毒、オゾン燻蒸による強力な脱臭など、専門業者ならではの高度な作業も一括で依頼できる点は大きな強みです。また、清掃後の原状回復(壁紙の張り替えや床の補修など)までワンストップで対応してくれる業者もあり、賃貸物件の退去前清掃などにも活用できます。

悪質業者を避けるための業者選びのポイント

ゴミ屋敷清掃業者が急増している一方で、悪質な業者も混在しているのが現状です。以下のポイントを参考に、信頼できる業者を選ぶようにしましょう

•   「一般廃棄物収集運搬許可」「古物商許可」などの必要な許可を取得しているか

•   見積もりが無料で、作業内容と費用が書面で明確に示されるか

•   作業前に追加料金が発生する条件を明示してくれるか

•   施工実績や口コミ・Googleマップのレビューが確認できるか

参考サイト:想像を絶するゴミ屋敷の清掃現場!敷金超えの修繕費を回収する全手順|サラリーマン不動産事業ラボ 

参考サイト:不動産投資の管理会社の選び方|サラリーマン大家が面談で必ず確認する5つの条件|サラリーマン不動産事業ラボ

参考サイト:片付け業者の費用は?安く済ませるコツや利用するメリット・注意点|パワーセラー

大邑政勝

この記事について

監修

大邑政勝

  • 家財整理専門会社エバーグリーン 代表
  • 一般社団法人 家財整理相談窓口 理事
  • 一般社団法人 日本特殊清掃隊 理事

特殊清掃、遺品整理、火災現場復旧など10年にわたる現場経験と多種の資格を有し、豊富なノウハウで顧客第一のサービスの提供に努める。

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