水害復旧作業 コンクリート基礎の汚染(床下浸水)の場合

2019年10月14日

◆目次◆
1.ご挨拶
2.当社施工事例(床下浸水)
 2-1 洗浄
 2-2 乾燥
 2-3 消毒
3.まとめ

1.ご挨拶

エバーグリーンスタッフの長谷川です。
台風15号ならびに19号は日本列島に大きな爪痕を残しました。

この記事を書いている時点でNHKによると台風19号による死者は50人を超えたそうです。行方不明の方もまだたくさんおられるので大幅に増えることが予想されます。

また、建物の被害も深刻です。特に河川の氾濫による洪水被害、水害は深刻で現時点で6000棟以上が浸水被害を受けたそうです。この数字も大幅に増えるものと思われます。

当社を含めて『日本特殊清掃隊』加盟事業者では水害復旧作業という業務を日ごろから行っております。当社にも台風が過ぎた翌日から水害被害のご相談を多数いただいておりますが、全国にも水害に対応した業者はまだまだ少ないです。

そのため被害を受けた建物すべてをプロの技術を持った業者が対応することが難しく詐欺業者が横行することが懸念されています。前回の台風15号の時は壊れた瓦屋根の応急処置を適当な施工を行い高額な代金を請求する業者が出て、逮捕者も出ていました。

水害の復旧作業はまだまだ正しい施工法なども周知されていないため消毒剤を散布するだけで終了のような話もよく聞きます。必要な工程はしっかり“洗浄”、“乾燥”、“消毒”、基本的にはこれだけですが水害の場合床下での作業などが必須となるケースが多いため高い技術力が求められます。
肉体的にも簡単な作業ではありません。なんとなく薬剤をまいてOKでは決してないということをわかっていただければと思います。
以下に当社水害復旧作業の施工事例をご紹介しますので一読ください。

日本特殊清掃隊のウェブサイトでは被害にあわれた方が悪徳業者に騙されないために正しい施工法を公開していますのでそちらも併せてご覧ください。
参考:『特殊清掃隊』これで完璧!家庭でも流用できる水害被害の消毒のやり方!

2.当社施工事例(床下浸水)

床下汚染状況

水害復旧作業の正しい施工法として当社水害復旧作業施工事例をご紹介いたします。

事例:配管破損による汚染

配管の破損に数週間気が付かなかったため建面積30㎡の床下コンクリート基礎全体に腐敗した汚水がたまっており、腐敗臭もきつい状態です。

2-1 洗浄

水害復旧作業

点検口は台所と和室にありそこから進入します。床下はかなり狭いですが体をよじりながら進みます。基本的にはまずは“洗い”によって汚染物を除去することが第一のため真水を大量に注水しながら洗浄をしていきます。

汚水は台所からのもののため油分が多く1,2度洗ったくらいでは全く綺麗にならないため薬剤での洗浄を含め何度も行い徹底的に汚染物の除去を行います。幸い今回は断熱材などは汚染されていませんでしたが根太木などは部分的に汚染されてしまったため丁寧に洗浄を行い部分的な解体も検討します。

水害復旧作業

高圧洗浄機を使うと作業は早いのですが汚泥がはね綺麗な部分まで汚染されてしまう恐れがあり今回は高圧洗浄機は使わず地道に洗浄をしていきます。

水害復旧作業

洗った部分は乾くと綺麗なコンクリートの色がでます。全体がこのレベルまで綺麗になるように洗浄をしていきます。床下はかなり狭く方向転換もままならないため、なんだかんだでこの工程だけで数日かかっています。

ちなみに今回は建物オーナー様が建築関係に明るい方で排水方法なども事前に相談させていただき基礎の一部に新規で排水穴をあけさせていただきましたので、排水ポンプを使う必要が無く(水がたまる部分があり補助で多少使いましたが)大量の水を注水し洗った水は排水穴からどんどん排水していく大変効率のよい作業ができました。

2-2 乾燥

洗浄が終わったら乾燥です。今回の現場は通風孔がたくさんあり風もふいていたため自然乾燥だけでもどんどん乾燥していくような状態でしたが、風が抜けない袋小路が基礎部分に何か所かあるためサーキュレーターを大量に床下に入れ、同時に送風機で風の流れをコントロールし強制的に大量の空気が流入する状態をつくり一気に乾燥させることにしました。上記『特殊清掃隊』の記事の中でも乾燥の重要性については書かれておりますがしっかりと乾燥させることでこのあとの“消毒”の効果を得ることができますので手を抜かずに乾燥の作業を行います。

2-3 消毒

水害復旧作業

乾燥が完了しましたら最後に仕上げの消毒を行います。今回は食べ物の腐敗臭もするため消臭もかねています。水害で怖いのはなんといってもカビの発生です。断熱材が濡れてしまうとカビが大発生する原因となります。その場合は基本的には断熱材を交換する大規模なリフォームが必要になりますが今回は床下の断熱材に被害はありませんでしたので消毒を隅々まで行うことでカビの発生と雑菌の繁殖をおさえます。

床下全体をカバーするために当社では薬剤の散布とオゾン燻蒸を併用しています。オゾン燻蒸施工の際はしっかりと養生を行い高濃度でのOST法(https://www.kaicorp.co.jp/ost.html)を施工します。

ここまでやって完成です。

水害復旧作業

まとめ

昨今、台風に限らずゲリラ豪雨等により水害は増加傾向にあります。
水害から家を復旧するには“洗浄”“乾燥”“消毒”が必要不可欠です。
水害で被害を受けた上にさらに悪徳業者の被害を受けないためにも、
正しい施工をすることのできる業者を選ぶ参考にしていただければ幸いです。

参考:日本特殊清掃隊 水害

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