床下暖房のあるフローリング上での孤独死の特殊清掃

今回は埼玉県のマンションで孤独死をされた件で特殊清掃の作業を行いました。

リビングのフローリングの上でお亡くなりになられていたため、広範囲に体液が広がってしまっていました。

また、全面に床暖房のパネルが入っているため傷をつけないよう注意深く作業を行います。

床暖房の上でお亡くなりになった場合、冬場であっても腐敗の進みが早く、建物への影響が大きくなる場合があります。

今回も結果的にパネルの下のコンクリートスラブまで汚染は浸透してしまい床暖房のパネルは全て交換となりました。

パネルもマンションが建った時からの特注品でしたが、

同じように特注品で原状回復を行うと費用が高額となることがわかり既存品を改造という形で対応いたしました。

原状回復に際しては提携している設備業者と解体についても事前に綿密な打ち合わせをし、

本体と配管は残すことができたため費用をある程度は抑えることが出来ました。

特殊清掃作業は清掃、解体から現状復旧までの一連の流れを考え計画を立てることが大切です。