現金、通帳の探索を行った特殊清掃と遺品整理の事例

地元の葬儀屋さんよりご紹介を頂いて作業を行いました。

高齢の男性が玄関先で亡くなられました。容体が急変して、誰かに助けを求めるために玄関先まで来て

倒れてしまったのでしょうか。

故人はご近所とコミュニケーションが取れていたようで、発見までにそう時間はかからずに発見されました。

２Kの部屋でしたが室内に荷物が多かったのですが、貴重品が見つかっていないとの事なので、仕分作業にはいつも以上に

慎重に行いました。タンスの中や引き出しの中から年金手帳や印鑑は出てくるのですが、現金と通帳が出てきません。

作業終盤になってやっと見つけました。ベットの下にビニールに包まれたウェストポーチの中に保管してありました。

一見して使ってないウェストポーチをビニールに入れてベット下に放置してあるかのようです。

ベットの下にはその他にも不要な物がたくさんありましたので、丁寧に作業をしないとごみとして処分してしまうでしょう。

故人は健康に配慮していたようですが、残念なことに部屋で突然死されてしまいました。

壁に掛かった「長寿の心得」がなんとも言い難いです。

仕分作業を行った後は、清掃作業を行います。４月から住み込みで来ている新里君が徹底的に清掃を行います。

埼玉県での開業を目指して、４月より弊社にて研修中です。

清掃作業が終わったら、亡くなられていた玄関の土間部分に特殊塗料と塗布してこの日の作業は終了となりました。

翌日に２回目の特殊塗料の塗布をして全ての作業が完了となりました。