Details 施工内容
- ・遺品の整理
- ・汚染部分の解体撤去
- ・消臭
今回はアパートの一室での孤独死の特殊清掃のご依頼をいただきました。
管理会社様からのご依頼であり遺品の整理と汚染部分の解体撤去消臭をおこなったのち、ご指定のリフォーム会社に引き渡しになります。
状況から判断するとお亡くなりなったのは寝室のベッドの上で亡くなられていたと思われます
発見が早いケースや細身の体系の方のケースでは体液自体の染み出しが少ないため
布団やマットレスが体液を吸って汚染の広がりが少ないことも多いです。
しかし今回は発見が遅れてしまった上に体格も大柄な方だったとのことで体液の量もかなり多かったようです。
マットレスでは染み出した体液を吸い取り切れずフローリングの上まで到達し、
床に敷かれていたジョイントマットの下を毛細管現象で伝わり結果的に部屋全体に体液は広がってしまっていました。
襖など壁も体液が染みてしまっています。
体液で汚染された部分は特殊塗料でコーティングする施工方法もありますが、
後日臭いの原因とならないようにするためには原則として撤去できる部分は撤去するにこしたことはありません。
今回は床下や壁、隣の部屋との敷居の部分にも到達してしまっていたためフローリングは全て撤去いたしました。
その下の板や根太の部分も汚染されている部分は解体をすすめ汚染部分は全て撤去いたしました。
また、今回は臭気も強くドアの外まで臭いがする状況でしたので入念に下準備を行い臭い物質を可能な限り除去したうえでオゾン消臭を行い作業終了となりました。
簡単な清掃を行っただけでオゾン消臭を行う業者もいますがオゾン消臭は下準備がとても大切です。
機械の設置方法や温度や湿度、室内の空気の循環方法など適切に施工をしなければ消臭は出来ませんので技術をもった業者を選んでいただくことが重要です。