少し前になりますが、不動産投資のポータルサイト楽町の運営会社ファーストロジックさんから特殊清掃の関係で取材を受けました。
昨年取材を受けた時と同様に孤独死現場での取材になります。
丸二日間特殊清掃の現場に密着で事務所を出発(私は家から)するところから作業完了までのドキュメンタリー形式でyoutube動画としてまとめられています。
『入居者が亡くなったけど初めてのことでどうしてよいかわからない』
というお話は当社にはよくいただきます。
今回の動画は不動産のオーナー様向けのコンテンツということですが、オーナー様やご遺族の方のインタビューもあり、そういった方にとっては“どうしたらよいのか”の一連の流れがわかるよい動画だと思います。(私の登場回数が多すぎるのはつらいところですが)
私は常々この仕事のことを多くの人にちゃんと知ってほしいと考えています。
人の死に関係する仕事のためでしょうか、まわりの人の中にもかなり偏見をもっている人がいますしとてつもなくおぞましくおどろおどろしい仕事のように思っている人たちがいるように思います。
実際のところ、視覚、嗅覚、触覚に関しては強烈な部分がある仕事ではありますので、できない人にはできない仕事だと思います。
しかし人の死に関するからといって必ずしも暗い仕事ということもなく、部屋を綺麗にすればお客さんには喜んでいただけますし、すっきり綺麗になった部屋で線香を焚いて手を合わせれば他の仕事ではなかなか得られない達成感を得ることができる素晴らしい仕事です。
自己満足といえばそれまでですが私はそこにやりがいを感じています。
私以外の他のスタッフもそのことを知っていますのでそのゴールに向けて一生懸命仕事ができるのだと思います。
おまけ動画にスタッフのインタビューをまとめていただきましたが、この仕事はなかなかできる人が少ない分、携わっている人間にはそれなりの理由ややりがい、プライドがあるということを同僚のインタビューを見ながら思いました。
と、いうことで今回のように私たちの仕事の全体像がわかるような動画を全世界に向けて発信していただけるようなことは本当にうれしいことなのです。
取材をしていただいたファーストロジックのスタッフさんたちは昨年も特殊清掃現場に躊躇なく入って取材をされており大変驚かされましたが、
今回も全くものおじすることなく取材をされている姿にはジャーナリズムを感じました。
動画は30分ありますので短いものではありませんが退屈はしないと思います。ぜひ多くの方に見ていただきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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